展示三題_

トールペイント展

久し振りの銀座、藤本四郎さんの個展会場へ。二年振りに会って、持参した拙著の「ご案内」を渡す。彼、絵の先生として益々の風格が出てきましたな。
この一年で描かれた、ヨーロッパの町並みと日本の里山のスケッチがいいバランスで展示されていました。どれもが優しい雰囲気で、実に和みます。会場には次々と、彼から水彩画を習っている生徒さんなのでは?っていう方が詰め掛けていて、その場で販売の著書(絵本や技法書)にサインをするのも忙しく、じっくり話などはとても出来ない雰囲気。そんな中、このブログにしばしばコメントくださるYUAさんとお目にかかれた。会場を辞して、彼女とお茶などご一緒にしばし歓談。いろいろとお詳しいその裏側など伺う。楽しい時間を持てました。
別れた後、三越で開催中の「トールペイント展」へ寄る。これは、ネット上で知り合った<フィオリスタさんhttp://homepage3.nifty.com/fiorista/index.htm>も熱中されている世界。私にはあまり馴染みがなかったものですが、こうして直にたくさんの作家の作品を見ると、とても奥が深そうで(パッチワーク・キルトの世界にも似てるのかな)奥様方が夢中になるのも理解できます。フィオリスタさん、チラシだけですけど見せますね。素敵でしたよぉ〜!!ちょっと遠くてお出かけは難しいかな…。
そして、約束していた中落合の大山哲史さんのギャラリーへ向かう。彼は不在だったがお姉さんが応対してくださった。作風は藤本さんとは対照的というか、写真?と見まがうような緻密なイラストが何枚か展示されていた。「一枚の制作にとても時間がかかるので、あまり売れると展示するものが無くなって困る」と、贅沢なお言葉(笑)。ちょっと立地条件が悪いとはいえ、自分だけの常設ギャラリーなんて、夢のようです!
で、かつてのトキワ荘、私が子供時代に暮らした家(共にもう無い)の横を通って(途中、椎名町小学校も)東長崎駅まで歩き、帰宅の途についたのであります。
帰ってみると、先般の「金山明博個展打ち上げパーティー」の様子を撮ったDVDが撮影者のKさんから送られてきていた。ところが、この中身はそのときのものだけじゃなかった。見て、ビックリの2時間だぁ〜ッ!!!凄すぎる!!!(紹介は後日・笑)