第十番惑星_

子供の頃、「第十番惑星」っていうSFを読んだ記憶がある。多分小学校高学年か中学生の頃だ。他の「魔の衛星カリスト」「宇宙探検220日」っていうタイトルも覚えてる。全集もので、貸し本屋さんで片っ端から借りて夢中で読んだっけ。小学生の頃から野尻抱影の宇宙や星座の本を愛読してたこともあって、星にはとても興味があったのです。中学での部活動は科学部の天文班(運動部はテニス部だったが、すぐ辞めた・余談)。ただし、この天文班は二年の時に私一人となり消滅となる(情けなし)。
何でこんなことを書いたかというと、昨日、第9番惑星が消えてしまったから!。冥王星は「惑星」じゃないってことになりました。そんな馬鹿なぁ!!!冥王星程度の質量の星が幾つも発見されちゃったから、仕方がないって言えばそれまでなんだけど…(実際、月より小さいんだしね)。私が子供の頃はそれこそ冥王星がさいはての惑星で、その彼方にはひょっとして未知の惑星が有るかも…っていうのが絶対のロマンだった。「第十番惑星」のタイトル変更しなくっちゃ。
※蛇足トリビアアメリカ人が1930年に発見し命名したPlutoを、日本での呼び名を「冥王星」とした人が野尻抱影です(作家、大佛次郎の兄)。