私的タイムカプセル_

パロディ誌「宇宙鹿」

仕事場の移転に伴い、旧仕事場の和室天袋の段ボール箱より「宇宙鹿」(1962年の刊行)発見!いつぞやの日記で見つからないって書いてたっけ。「SFマガジン」愛読者達の作る同人誌「宇宙塵」のパロディ誌です。確か長谷先生もご所持とか(特別付録の「見えない飛行機」に触れてらした)。マニア以外には「なんじゃい?」っていう代物ですがね。豊田有恒さんが曲豆田有恒と名乗ってますね。広瀬正さんは広瀬止だし(笑)。このとき私は高校一年だ!
この段ボール箱には他にも同じ頃の「若人芸術」(絵画と漫画と文学の雑誌・芸術学院出版部)、「灯」(抒情文芸誌・久保書店)なんていう昔の雑誌やら、仲間が編集した詩の同人誌も入ってた。(中に私の投稿作が!)懐かしいやら恥ずかしいやら…。マンガ関連以外の個人的タイムカプセルといった、半ば封印してた物ばかりですな。せっかくだから、この際しばらくは虫干ししておきますか。
昼、暑い中、駅近くの床屋さんへ散歩がてら散髪に。…にしても頭髪の寂しさが気になりだす今日この頃であります。
チームあかばんてんの草野球仲間でもあった、大山哲史さんから常設ギャラリーの地図がファックスされてきた。彼は西田稔さんを師匠とするアニメ美術出身の人で、私とは「アニメ聖書」シリーズでご一緒(「トンデラ〜」の背景設定)。「まんが日本昔ばなし」も何本か担当されていると記憶します。今はアニメを離れ、イラスト風なアクリル画を描いています。緻密な動、植物画が得意。先般ご自身のギャラリー「アトリエ4.5」開設の連絡を貰ったのだが、まだ訪ねていないのです。藤本四郎さんの個展に行く予定を伝えると、その帰りでいいからと地図が送られてきた次第。これは寄らぬわけにはいきますまい。場所は新宿区中落合三丁目です(私が子供時代を過ごした町、椎名町南長崎に近い。「トキワ荘」跡地からもね)。それにしても昔の仲間の、このところの展示会ラッシュは凄い!皆さん自己啓発が盛んで素晴らしく、刺激になります。