コミック823冊!_

「春エンドウ」収穫第一回

娘が大量の少女マンガ(コミック本)を処分するという(何か心境の変化でも?)。
留守の間、古書店が査定しがてら買い受けにくるということで、その立会いを頼まれる。
約束の時間に行ってみると、玄関先に山積みのコミックが、ざっと見積もって1000冊ほど!
書店の人も「こんなにあるんですか?!」
査定に時間がかかるということで、私は庭で春エンドウの収穫(こっちもこんなにたくさん!650g)。
それでもまだ終らないので、ソファに坐ってオノレ・ドーミエとか、ギュスターヴ・ドレの画集なんぞ拡げて鑑賞していた(普段から、もっとこの手の本を見てなきゃイカンよなぁ…持ち帰ることに)
一時間半後、やっと終って、査定額の提示。
「ええっ?やッすう〜〜ぅ!!!」
D本という、買い取り不能の本(古くて、汚れたり)がかなりあって、値段がついたのが823冊。
特A本は50円。以下、程度によりA本30円B本20円C本10円の買い取り値が付くのだそうです。平均すると、一冊あたり20円といったところですか。
作家とか、作品内容じゃなく、あくまで本の保存状態、見栄えということらしい。
全10巻とかにまとまっていても、中の一冊が汚れていたりすると、それだけ抜いて別の山に積んでいた。つまりは、程度別の山に分けたうえでの<一山いくら>ですかね。
書店の人は、パッパと十数箱の段ボール箱を組み立て、ドサドサと詰め込んで、今度はあっという間に去っていきました。D本だけを残して(これは、リサイクルの紙ゴミでしょうか?)。
長年コツコツと集めていたモノも、いざ処分となるとあっけないものだ。それでも、彼女の蒐集の半分程度だからねぇ…今はポカっと空間が出来た書棚だけど、いずれまた塞がってしまうことでしょう。なんたって私の娘だから(似たもの親子・笑)。