「まんが道」。_

昨日(2日)昼からCATVのチャンネルNECO藤子不二雄原作「まんが道」のドラマ化されたものの<一挙放映>をやっていたので録画、就寝前に一部早送りしつつ(笑)鑑賞した。これは’86年にNHKの「銀河テレビ小説」として作られたもの。かつて観た記憶はあったが…もう20年も前になるんだ!A(安孫子素雄)先生の自伝みたいなもので、今から50年ほど前のお話。新聞社勤めを辞めてマンガの道に入るところまでの青春ドラマです。この手のものは好きですね。マンガ家の自伝っぽいもの。主演は満賀道雄(安孫子)に竹本孝之才野茂藤本弘)に長江健次。二人のマンガに懸ける情熱に共感しつつ、自分を重ねる部分を探していました。当然、「トキワ荘」も寺田ヒロオも登場するけど、ベレー帽かぶった江守徹のぽっちゃり手塚治虫には笑った!
映画「三丁目の夕日」のヒットもあってか、このところ昭和30年代が何かと話題に上がりますね。懐かしさと共に語られる、団塊の世代にとっての<あの古き良き時代…>ということでしょう。私などは「平成」に今だ馴染めなくて、昭和が続いてたら今年は何年だ、ってすぐに換算してしまう。で、今年は昭和81年です。21年生まれなので、はい!今年60歳(笑)。
人間、歳をとってくると頭の中の「思い出」の比重がだんだん大きくなってくる。これ実感。今を生きなきゃという「現実」と、今を忘れて思い出に生きる「虚」…。まだまだ現実を直視すべきでしょう!今は「人生8掛け」になってるって、しばらく前に聞いたことがある。今60歳なら実年齢は48歳でしかないってさ。ですから、まだまだ現役バリバリの意識を持って仕事に向かうことといたしましょう。
年賀状を出していなかった方からのものにお返事書きつつ、机に向かいついでにペン入れを始めてしまう。まったく貧乏性だ。