書評_

「いのちのことば」2月号

小冊子「いのちのことば」2月号に「まんがキリスト教の歴史・前篇」の書評が掲載されているということで、編集さんから数冊まとめて送られてきた。小海キリスト教会の牧師さんが書いてくれている。まぁ、この小冊子、いわば身内の刊行物ですから書評もそんなに辛口なものは無く、販売促進というか、紹介を兼ねたような好意的なものが多い。拙著も概ねお褒めにあずかっています。抜粋させてもらうと、
「多くのキリスト教史が初代教会から説き起こしているのに対して、信仰の父アブラハムからスタートしていることは、聖書の啓示自体が歴史的なのだという著者の認識の現れであろう」
「定番の伝記の引き写しとしてのまんが化でなく、そこに意外性もあって興味深い」
苦言?は「まんがのほうが生き生きとしており、文章はいささか教科書的であるのはやむをえまい」
キリスト教史であって教会史ではないので、一貫した歴史的視点が今ひとつ見えてこないのは、少々残念」
たしかにクリスチャン的視点には欠けてるかもねぇ…。<後篇>の執筆に生かすべきご指摘と、有り難く受け取らせていただきます。