「ハンス針ねずみ坊や」_

「ハンス針ねずみ坊や」扉

全31ページ。
金持ちのお百姓には子供がいない。
「たとえ針ねずみでもかまわない、子供が欲しい!」という、彼の願いはやっと叶う。
生まれた赤ん坊は〈半人半獣〉の「針ねずみ坊や」だった!…でも実の子供に違いはない。
困惑するお百姓に、心優しい「針ねずみ坊や」は成長すると、おんどりの背に乗り、豚とロバを連れて自ら家を出て行きました。見送る父は、安堵の気持ちとすまない気持ちが交錯…
そして、「針ねずみ坊や」は森で豚たちと暮らすようになるのです。彼は、父に買ってもらったバグパイプを木の上で演奏するのが大好きでした。
…ということで、この後の展開は波乱万丈。なかなか面白い話ですぞ。結末もいい。
編集さん宛に「海外伝道」のパートの構成絵コンテを投函。リビングストン(今回、彼の探検を描くのが目的ではない)はこっちに含め、「シュヴァイツァー」は単独で取り上げることにした。