見本本の到着_

分厚い…

「見本本」っていう呼び方もなんか変だね(笑)。
製本が終わったものが「著者献本」の形で、朝早くに届きました。
手に取ると、やはり実感がジワリと湧きますなぁ(不憫な思いをさせてたネェ、ごめんよ)…ウルウル(涙)。
全496ページ!と、ご覧のようにちょっと分厚く、定価(本体838円+税)となっております。12日頃には本屋さんの店頭に並ぶとのこと。


アニメーションの世界に別れを告げ、ドイツへ取材に出かけたのが’99年の5月。帰ってすぐ執筆に取り掛かり、2年半後の’02年1月に単行本の刊行開始。
で、’03年7月に全6巻が完結した。
しかし、’05年秋に突然の取り扱い停止(絶版)の報。
そして今、’07年5月からの文庫版の刊行開始!うーむ…ちょうど丸8年となりますか。今度こそ息長くお願いしたいものです。前は「見たくたって、どこにも無いよ!」なんて言われたりも(苦笑)。
ヨーロッパでは、聖書に次いで読まれているのが「グリム」なんですってよ。「マンガ聖書物語」ほどでなくとも、書棚への定着を切に願う…。


第Ⅲ巻のゲラも上がってきたらしい、ちょっとお待ちを!。そんなに早く渡されては、直したい箇所がいくつも出てしまうよ(笑)。Ⅱ巻を戻してからにしてちょうだい。印刷所、ヒマなのかぃ?(「マンガ聖書物語」と同じ印刷所です。立て続けに私の本を刷ってくれてる。感謝!)。

「グリム」のことばかり書いてるからか、今の仕事の編集さんからついに電話が!
それはそうです。昨年中に終わらせておこうと考えてた<後篇>の構成絵コンテを、まだやってるんだから「呆れる」。でも、もう終わります。今しばし…。実作業に入れば、この遅れをば……