直筆色紙拝受。_

ワーイ、39歳だ!

今日で還暦の一年が終わる。あっという間だったなぁ、この一年。
そんな私に、一昨日に82歳となった敬愛・敬慕する方から直筆色紙が届いた(私からは何も差し上げてないのに…)。
右側に「人生を百とみて 六十一を引き去れば 三十九じゃもの 花じゃもの」という歌、左に松竹梅の水墨画。その右だけをスキャン。
さらさらと…こういう書き方は実用書の範ちゅうかもしれないけど、達筆ですねぇ!
歌も気に入りました。数字だけ変えれば毎年作れますものね(笑)。なにか元歌があるのかしら?
ありがとうございます。明日からの一年、机の脇にでも…。
で、同封されていたのが「千の風になって」の歌詞を上等な和紙(半切三分の一)に書かれたもの。
「♪私のお墓の前で〜」っていう例のフレーズですね。
これを裏打ちしてくれという依頼です。ご友人に秋川雅史の”追っかけ”がいらっしゃるんですと!(クリスマス・ディナーショーにも予約されたとか)そのご友人に頼まれて、額装して差し上げる約束になっているのだと。
はいはい、お安い御用…でも、失敗は許されませんからね、慎重にやりましょう。
そういや、各書展などでもずいぶんと見かけましたぞ、この歌詞を。※
書家にとっても、筆を執りたくなる詞なんでしょうねぇ、きっと。
秋元康が企ての「象の背中」といい、死をテーマの歌や映画が多い気もする。近年、この手の”泣かせ”モノが流行りなのか…?
※書家がこの手の詞(詩句)を勝手に書いてはいけないという論もあります。
作品には、末尾に「○○詩(句) ××書」とかなってるのが普通ですけど、世の俳人歌人、詩人の作なのに、中には署名だけで、自作?と勘違いされてしまうケースもあるのが事実。当然、著作権にも抵触するというのですが、さて、どうなのでしょうか。個人で書いて楽しんでる分には構わないとしても、「展示会に出す」というのがね…