マンガ家志望の若者_

虫プロ時代の友人の案内で、18歳の若者が自らの描きかけ?の原稿を携えてやって来た。まぁ、未完なれど筆致は分かりますから構いません。私は編集者じゃないから(笑)。
「描きたいテーマがたくさんあるんです!」っていうのが凄い。
聞けば、「ジャンプ」に投稿して最終選考にも残ったことがあるっていうから、こりゃマジです。適当(いいかげん)な応対は出来ませんぞ。井上雄彦の影響が?…というタッチで、かなり荒削りな絵だけどそれはそれとして、若者の夢にあふれた意気込みを聞くことは、私にとっても刺激になったし、けっこう楽しく面白い時間が持てました。友人との思い出話に脱線し、若者そっちのけもしばしばだった気もするが…。
お土産に、これでネームをつくってとマンガの構成用紙を。それとペン先を少し。また遊びにいらっしゃい。出来れば今度は完成原稿を持って…が、いいかな、やっぱり。