九話目_

「タラントのたとえ」

「タラントのたとえ」(マタイの福音書25章14−28節)
主人が三人のしもべを呼び、それぞれにその能力に応じた財産(5タラント、2タラント、1タラント)を預け、「好きに使って構わない」と言い残して旅に出た。
二人はその財産を商売に活用して、それぞれ元手を倍にした。だが、一番少ない金額を預かったしもべは「損をしたら叱られる」と、使わずに隠しておいた。
帰った主人は、先の二人のしもべの行いを褒め「忠実なしもべだ。共に喜ぼう」と言い、隠しておいたしもべには「怠け者め、使わないのならなぜ銀行に預けないのか、そうすれば私は利息を受け取れたのに、この役に立たないしもべ」と怒り、預けていた財産を取り上げて、10タラントに元手を増やしたしもべに渡してしまった。
解説の山口昇先生によると、この話、「私たちは天から与えられた才能を生かして、神さまのために怠けず一生懸命働きましょう」というメッセージだそうです。
でも、最初の二人のしもべ、商売に失敗して財産を減らしていたとしたら、どういうことになっていたのでしょうかね?。怒られたしもべ、いや、弟子たちはそこをイエスに問わねば(笑)。「使う」ということが大事で、結果は問わない、ということなのでしょうかね、きっと(ん、そうなのかな?)。ちなみに、1タラントというのは今のお金で6000万円くらいとのこと。
横浜のHさんから先日の神奈美展でのスナップ写真が届く。作品脇での2ショット写真は嬉しいです。
お礼の返信に添えて「あながま会」の案内状を幾枚か送る。どうぞお知り合いにでも。賛助出品用の作品はいずれ受け取りにうかがわせて戴きます。