中国と日本_

江戸東京博物館

昨日、横浜のFさんからの誘いで、両国の江戸東京博物館で開催中の「北京故宮 書の名宝展」へ行く。
去年の「読売書法展」同様、おば様方三人のエスコート役です。噂には聞いていたけど、大混雑!こりゃ大変だ。
私は人の群れの中に埋もれてしまいそうな三人をガードすることに精力を傾けねばなりません(ご高齢だし、みなさん小柄だから…)。やっとのことで列に並び(私の前に三人を入れ)、半身になりながら手すりやロープをつたって、ソロリソロリと陳列ケースの中の書作品を観て行きます。
圧倒される凄い書ばかりでしたが、人の多さも凄く…参った!目玉の王義之「蘭亭序」なんて、列以外にも人が群がっていて警備員が「立ち止まらないで!」「押さない!」と大声上げてた。
会場にいたのは一時間半ほどかな、全てをじっくり観るには余程の覚悟が必要ですね。いつもはお達者なおば様方も、さすがにお疲れのようでした。
食事の後、まっすぐ帰るおば様方と途中で別れ、上野の東京都美術館で開催中の「産経国際書展」(書道教室の先生がご出展)へ向かう。
こちらは広い会場に、膨大な数の作品が展示されていますが、落ち着いて観てまわることができます。人も各ブースに数人がポツリポツリ…だし(笑)。
古代の中国の「書」と現代の日本の「書」の対比というか、とても面白い「はしご」体験の一日。
そうそう、東京都美術館にも長蛇の列の、入場制限(20分待ち)をしている展示がありました。「フェルメール展」がそれ。
芸術の秋…ということでしょうか。