そば打ち道場_

意を決して講習に参加。毎月第2と第4の木曜夜に開かれるという「そば道場」です(先月26日の日記に)。
6時からと聞いていたので、ちょうどに訪ねると、男ばかり(と、紅一点)10名ほどが居て、すでにその半数がそば打ちを始めています。
おお、凄い!
「あのぉ…初めてなのですが…」
「あ、どうぞどうぞ、好きに見てていいから」
興味津々で、覗き込む。
みんな手際がいい! ここってプロ集団? とんでもないところへ来てしまったような…でも、もう逃げられません。30分ほどして、ひと通り皆さんが打ち終わると、
「じゃ、とりあえずは打ってみて」
「あ、はい…」
緊張するなぁ(汗)。
一人の先生がピタリ私の横について見守る中、作業のスタート。
粉をふるってから「水回し」、そして「くくり」「練り」(以上が「こね」)。
横からときどき助言を受けつつ、黙々と…衆目の視線をビンビンに感じます(この新米、どの程度やれるのか?)。
「地のし」「丸出し」「角出し」「本のし」(以上が「延ばし」)と、なんとか辿り着いて、「たたみ」から「切り」。
この「切り」はやはり難しい。1.5ミリ幅はまだ無理だって!
途中、「じゃ、見本を」と、先生が替わって切ってくれました。
「まぁ、あと数回やりゃ細く切れるようになるよ」
とは、言われましたがねぇ。
どのくらいの時間が経ったのやら…ふぅ〜〜…なんとか終った。
結果、どうやら「合格」のようです。いや、そば打ちじゃなく「入門の合格」ってことだけど(笑)。
「やってたの?」って聞かれたので、「うどんなら、多少は…」なんて、つい余計なこと言っちゃうんだよね(謙虚になれない男だねぇ、しかし!)。
「うどんとは違う難しさがあるだろ?」
「はい、もちろん」
「良かったら、次回もおいで」
「はい…」
と、いうわけで、その後の一献傾けつつの<そば談義の会>にも末席参加させていただきました。
プレッシャーはあったけど、終ってみれば楽しい体験のお時間。いやぁ、行って良かった!
自分の打ったそばを土産に帰宅。さっそくにカミサンに供する(ここで「ゆで」の行程がある)。
「うん、今までで一番」との評価をいただきました。
やはり、収穫はあったということですかね。

おお、以前とはかなり違うな(笑)。