和綴じ本_

習字教本五冊

昨夜、お招きいただいた「海鮮寄せ鍋パーティー」の席で、思いがけずも書道の、いや、お習字の教本を手に入れた。
実用書とか、草書手紙文、仮名の書法、真行草の三体書鑑…
大正から昭和の頭にかけて、東京市神田区多町の精華堂書店、永富町の丸長書房、表神保町の玉井清文堂から発行されたもの。
当時の中・高等教育の教科参考書でもあったみたい。
友人(♀)のご母堂が所有していたものを譲り受けました。

100年近く経ってるにもかかわらず、しっかりとした和綴じ本で保存状態も良く(中はきれい)、今でも充分実用に耐えます。
ありがとう!
最近、こっち方面はおざなりだし、あらためて勉強しなくっちゃね。
そして、その友人から自身の著作本(2作目)もいただく。
イタリアで出したマンガ「棄(すて)」。


<精霊の子>という副題で、別紙日本語訳付きだ。
虫プロ出身の彼女、画風も何処か手塚アニメ調…「どろろ」とか「火の鳥」を連想させますねぇ。
妖怪がうじゃうじゃ登場してるけど、水木タッチじゃないんだな、やっぱ。
3作目の構想も熱く語ってくれて、私、気圧されっ放し!
ちんたらしてちゃいけません、ハイ(自省)。
さてさて、「ダンシがシンダ」の回文が現実になってしまいましたねぇ……
熱烈な手塚ファンでもあった立川談志師匠、お疲れさま。