打ち合わせ_

昨日、制作会社で撮影担当者と小一時間の打ち合わせ。
私がもっぱら質問(今のシステム、手順とか)。
かつての「撮影出し」という作業が無いので、演出家が撮影素材を直接確認できない。
手描きの背景もセルも存在せず、全てはデータでPC内。
「撮影担当」というより「合成担当」なのでしょうか。
「あとはよろしくお願いします」と言うしかなく、なんだか、消化不良…
そして、制作さんから次の話を貰った。
今回の番組、何人かのライターさんがいるようで、各話にシナリオに近いもの(あらすじ)が作られています。
かつての番組でも、シリーズ後期では多くの作品がシナリオ化されたものを基に作られました。
番組全体の構成を考えると至極当然のことでしょう。
しかし、「昔ばなし」ってのは、基本、そういったシナリオは不要なんだなぁ…
各地の採話文献などの原話を入手して、それを基に演出家が独自の感性でその世界を構築すればOK。
私が参加していた番組の発足時は全てそのやり方でした。
だからこそ、あれだけバラエティーに富んだ作品群が生まれたのだと思っています。
「お任せ」だったからこその成果だと。二次創作の<醍醐味>はそこにある!
昨日も私、「あ、この話をやらせてくれるのね!」とだけ。
で、大元の文献にあたっちゃうのだ(笑)。
というより、この話、本家での(もう、この言い方でいい!)あの人の大傑作じゃないの。
これをまた作るかぁ……
さて、どうしよう???