巨星墜つ_

早川ポケットファンタジーとバンタムブ

レイ・ブラッドベリが亡くなったと!!!
SF作家というか、異色短編、幻想文学界の巨星がついに…ですね(91歳かぁ)。
ほぼ半世紀、私の書棚の一角をブラッドベリが占めています。
読み返す機会が訪れない今も、どうしても棄てられない。
高校生の頃、夢中で(小笠原豊樹の詩的翻訳もあって)読んだ「刺青の男」「太陽の黄金の林檎」「火星年代記」そして「メランコリィの妙薬」(これは吉田誠一訳)…
15歳の少年は、「月あかりの中、男の身体中に描かれた刺青の絵が順番に動きだし、一つ一つが小さなドラマを演じた」っていうのに、一撃でやられたのだった。
20歳前後の頃には、外注ペンネームを「入辺虎武(イリベトラブ)」にしちゃったほどなんだな〜♪
青春時代でいえば、「現代マンガ図書館」の内記稔夫さんの訃報にも驚いた。
ある本を探していた私は、開設したばかりの早稲田の店(?)に訪ねたことがあるのだが、そのときの内記さんの親切な応対が蘇る。
さっき届いた東京新聞夕刊に長谷邦夫さんの追悼文が載っていた。
ご冥福を。