修正って…(呆)_

(4月2日20時35分配信 毎日新聞
 NHKは2日、「みんなのうた」の楽曲「コンピューターおばあちゃん」に不適切な映像が含まれていたとして、画像を修正すると発表した。
映像は1981年に制作。09年まで何度か放送されていたが、今年2月、DVDに収録された映像を見た人からの指摘を受け、調査したところ、女性の尻や胸、下着姿の写真計3カットが0.1秒ずつ含まれていた。
04年に発行、通信販売されたDVD約4900、ビデオ約300セットについては、購入者全員に修正版を送付するという。
NHK広報局は「ファミリー向け番組としてより適切な表現を期すことにした」と話している。


30年近くも前の映像をコマ送りでチェックするかねぇ…そして「ご注進」。
どこが不適切じゃ、コラ!!!
え、サブリミナル効果だって? はい、はい、はい。
この指摘に、迅速な(そして過剰な)対応をした人たちは、はたして誇らしいのでありましょうか?
作者自らが画像を差し替えるとは思いたくないけど(ね、Hさん)。
先般の「非実在青少年」騒ぎと同根なモノを感じて、いや〜な気分です。
「あれ?! 今、一瞬○○が見えなかったか?」
「けしからん! 削除だ! パンツを穿かせろ!」
アニメの画面に、すっぽんぽんの主人公が画面を横切った。
そう、『まんが日本昔ばなし』の「天狗のかくれみの」(これも30年以上前・笑)。
※Hさんはこの番組制作の仲間です。

ぼやき_

今日は月に一度のリサイクルの日。
古新聞・古雑誌、古布、段ボールに混じって「古本」が紐でくくられて集積場に出されていると、本好きとしては胸が痛みます。不用本も古紙に違いは無いのだけれど…
というわけで、寝室に山積みの私の不用本はそのままです。
重い全集本をあっちこっち移動する度にいつも思う。
『これらの本、なんで買ってしまったんだろ…』
今から四十数年も昔、私が虫プロのアニメーターだった頃だ。
スタジオにしばしば(毎月のように)本のセールスマンorセールスレディ(妙齢!)が訪れたのです。
トランクに分厚い洋書をギッシリ詰め込んで。
デザイン関係の専門書、外国の絵本、写真集、百科事典、タイムライフ社の各種全集とか、さらにはリーダーズダイジェストやナショナルジオグラフィックの定期購読契約を勧めたり…
「これは仕事にも役立つに違いない!」と、競うように購入しましたよ、私たち。
そう、今にして思えば「いいカモ」だったんですねぇ(笑)。
買うだけで満足して、読みゃしないんだからさ(忙しいこともあるけどね)。
重いし、結局は場所ふさぎになるだけ。私にとっての投資効果は…0.001%もあったのだろうか(笑)。
ということで、もういい加減「おさらばするぜぃ!」
だいぶ前に平凡社の「世界大百科事典(全24巻)」を処分したのを思い出した。
今は惜しいと思っても、きっとすぐに忘れちゃうね。
さぁ、売れずともいいから、古書店に来てもらおう。

稲荷山公園の桜