ぼやき_

今日は月に一度のリサイクルの日。
古新聞・古雑誌、古布、段ボールに混じって「古本」が紐でくくられて集積場に出されていると、本好きとしては胸が痛みます。不用本も古紙に違いは無いのだけれど…
というわけで、寝室に山積みの私の不用本はそのままです。
重い全集本をあっちこっち移動する度にいつも思う。
『これらの本、なんで買ってしまったんだろ…』
今から四十数年も昔、私が虫プロのアニメーターだった頃だ。
スタジオにしばしば(毎月のように)本のセールスマンorセールスレディ(妙齢!)が訪れたのです。
トランクに分厚い洋書をギッシリ詰め込んで。
デザイン関係の専門書、外国の絵本、写真集、百科事典、タイムライフ社の各種全集とか、さらにはリーダーズダイジェストやナショナルジオグラフィックの定期購読契約を勧めたり…
「これは仕事にも役立つに違いない!」と、競うように購入しましたよ、私たち。
そう、今にして思えば「いいカモ」だったんですねぇ(笑)。
買うだけで満足して、読みゃしないんだからさ(忙しいこともあるけどね)。
重いし、結局は場所ふさぎになるだけ。私にとっての投資効果は…0.001%もあったのだろうか(笑)。
ということで、もういい加減「おさらばするぜぃ!」
だいぶ前に平凡社の「世界大百科事典(全24巻)」を処分したのを思い出した。
今は惜しいと思っても、きっとすぐに忘れちゃうね。
さぁ、売れずともいいから、古書店に来てもらおう。

稲荷山公園の桜