海の向こうで大ベストセラー「ダ・ヴィンチ・コード」の盗作騒ぎに訴え却下の判断が下されて、一件落着。イエスとマグダラのマリアの二人の間に子供がいて…なんて話はなにも今に始まった話じゃない。映画「最後の誘惑」もラストにそんな描写が有るし、仮説か真実か分かりようもないけど、独創性を主張するような話なのか！ってことだね。みんなが想像する展開さ。著者が上手く纏めたんだからヒットを妬んでどうする。
そんなことより、最近「ユダの福音書」が解読されて、実は裏切りではなく＜イエスの言いつけに従っただけ＞だったっていうニュースの方がびっくりだよ。
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/topics/n20060407_1.shtml
「ナショナル・ジオグラフィック協会」発のものだから、まるきりガセネタでもないだろうし、今後の展開を注目してみよう。もっとも、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの各福音書と違って、最初から異端の書として扱われてるものだから、定説が覆されるなんてことにはなりっこないけどね。本の出版やテレビ番組も有るみたいで、宣伝にちょっと乗せられちゃったかな？
私もPR。講談社＋α文庫「マンガ聖書物語」（旧約篇）（新約篇）共にアマゾンでのランキングが週末になると一気に数万単位でアップします。「マンガメディチ家物語」（ダ・ヴィンチも登場）も、さっき見たら６８４９位。私の本は週末向きってことですかね。
