こんなところでも再会。_

GyaOで昔のアニメ番組がいろいろ見られますが、同様にBIGLOBEでも展開されています。その中に、この夏の特別企画としてのアニメ映画「黒い雨にうたれて」(’84)を発見。これは、マンガ「はだしのゲン」で有名な中沢啓治さん原作の、被爆者(大人の女性)を主人公とした劇場用作品。と、いっても当時一般公開されたのかどうかの記憶が無い。ビデオにはなっているのですが…。BIGLOBEでは昨日から、GyaOは12日からの配信ですね。
このアニメ、ずいぶんと昔になりますが土田プロ(今はもう無い)で作られました。キャラクターデザイン・弘兼憲史、音楽・喜多郎、声の出演・西城秀樹という豪華版?です。監督は白土武、作画監督に宇田川一彦、レイアウト矢沢則夫。土田プロのスタッフとは個人的な付き合いもあって、私も作画を手伝った記憶がある。そこで昨夜、確認がてら観賞。アニメとはいえ、完全に一般向けの反戦映画です。まぁ、この時期だから特集されるのでしょうが、正直つらい内容ですね。自分が作画したところはほんの少しだけ、「あ、ここだ!」とすぐ分かりましたが、教えたくない(そんなシーンだ・笑)。でも、エンディングで「原画」のトップに名前が載っていたのにはビックリ(対象になるほどやってないよぉ!)。ちょっと覚悟が要りますが、一度はご覧になっても…どうかなと…ご紹介。