ゲラも到着_

「グリム童話」第Ⅰ巻の装丁と帯

グリム童話」第Ⅱ巻のゲラ(初校)が宅配便で届く。
次は6月の刊行だから当たり前の行程ではあるが…なんだかあわただしい。GW明けに戻す予定。
著者校正といっても、既に出来上がってる素材だから絵のチェックは基本的に不要だ。ただ、元本と違う点が一つ。今回「各話解説」は無く、マンガのみなのです(元本では各扉絵の裏に、その話の解説があった)。
文庫版では扉の次から即、マンガの本編となります。順々に詰めていくので、つまりは「めくり」が変わる(扉も偶数ページになったりする)ケースがあるのですね。もちろん見開きページはそのままになるよう考慮してますが。そのあたりの確認ということです。
不思議なことに、めくり効果を考えて描いていたはずなのに(もちろん「断ち切り」や「のど」も計算しつつ)、奇数・偶数が変わっても違和感が無い(私が鈍感?・笑)。
画像は一緒に届いた第Ⅰ巻の装丁見本の現物を、「帯」も一緒にスキャン。どこの編集さんもキャプション(コピー)を上手く考えるものですね…感心してしまう。
子供たち、西へ東へ楽しげに旅立っていった。黄金週間ねェ…私はこの間に「マザー・テレサ」の構成絵コンテをまとめなきゃ!