誘引?_

「木下ひでを第一句集」

昨日、ギャラリー「麦」では「四人の作家の工芸展」の最終日。
カミサンが気に入って買い上げてたものを引き取りに行く。ピンタイプの銀細工のブローチ。そのまま「売約済み」として展示してたのです。
ついでに「あながま会」の写真を持参してマスターに見せる。いずれ、私もこのギャラリーで「作品展」でも…なんてことが可能かどうかのお伺いかしらね(笑)。実際には1年先まで予約がビッシリで、とてもとても隙は無い。最近、このギャラリーの人気も上がってます。
昨日も混んでた!今週からは「陶器展」。アラアラ、で、壁面はどうするの?なんて(笑)。
メール便で素敵な本が届いた。一二三制作室というところが作られた「句集」です。
※一二三は「ひふみ」と読んで、苗字です。主に編集の仕事をされてますが、ご自分でも「言霊(ことだま)のラビリンス」(今日の話題社)という大著を出されてる。
で、この「句集」、文庫本と同じサイズだけど、ハードカバーのお洒落な本。装丁デザインや緻密なセミの羽のイラストも素晴らしい!
どうやら自費出版のようですが、著者の主宰する句会の仲間が選んだ「他薦句集」というところが面白い。掲載句には、それぞれ選句したのが誰か分かるようになってます。著者は元「俳句朝日」の編集顧問。お仲間も出版、編集関係の方が多いみたい。
「俳句」もいいなぁ…こういうのを見せられると、困る。
前に、若い頃の自作の短詩(一行詩)を「書」にしようかと試みたら、やはり感覚的に無理だった。なんか青臭すぎちゃって、照れ臭いだけ。やはり、今の自分が投影されるモノでないと文と字が重なりません。「詩文書」に挑戦するには、また詩作&句作するしかないか…なんてチラチラ考えてたところなのですよ。
道教室のお仲間にも俳人が居られるし、昔の詩の仲間にしろ、今回の一二三さんにしろ、こうやって見えないところで私をジワジワ「誘引」してくれるんだよなぁ…。
今朝の連絡で、「グリム童話」Ⅱ巻の発売日は7日だって。アレ、早くなった?。遅いところでも9日には店頭に並ぶそうです。