「トンデラハウスの大冒険」のＤＶＤ。
果たして覚えておられる方がいらっしゃるのかな？
この番組、そもそもはアメリカのケーブルネット局ＣＢＮ（クリスチャン・ブロードキャスティング・ネットワークだったか）が、向こうでの放送を目的に日本で作らせたもの。後年、別の仕事でＬＡに滞在中にタイトルも THE FLYING HOUSE として放送されていた。海外で観るのは…妙な気分でしたね。同じものをマニラのホテルでも偶然観た（このときもびっくり！）。そういえば制作当時、サンプル版ビデオ（第２話）を貰っていた（長尾さん、こんなものも有ったよ！）。制作会社はタツノコだけど、実際のアニメの制作現場はスタジオ古留美（残念ながら今はもう無い）。作画監督は「ガンバの冒険」「さすらいの少女ネル」の椛島義夫さん。のちに「What's Michael?」でもご一緒した。この番組で演出デビューしたのが岡島国敏さんで、彼には私が「ゴールFH」で途中監督降板したあとの尻拭いまでお願いすることになる。素材は難しかったけど、この頃のアニメは手作り感満載で面白かった。音声スタッフ＆キャストとも和気あいあいで、いまだに交流が続いている友人も。イエスの弟子やマリア役の声優さんが今は味噌作り仲間です（笑）。
今日はこれから「マルチン・ルター」のモノクロ映画（ビデオ化されたもの）をチェック。本格的に＜後篇＞に突入です。先ずはルネッサンスから宗教改革…と。
