「おいしいお粥」_

「おいしいお粥」扉

全15ページ。
この鍋は、「お鍋よ、ぐつぐつ!」って呪文を唱えれば、お粥がどんどん出てくる魔法のお鍋。
貧しい娘が、森のおばあさんから貰ったものです。
まんが日本昔ばなし」でも「塩ふき臼」っていう似たような話がありました(海の底の石臼からどんどん塩が噴き出て、それで海の水が辛くなったという由来話)。
ディズニーのアニメ『ファンタジア』内の「魔法使いの弟子」でもミッキーが箒に水汲みさせて大洪水!なんてのも。どれも、止める呪文を知らなかったために大騒動が起きる。
この話では、呪文を知ってる娘が出かけて居ないところで、ブクブクブクと溢れ出て…
私は「お粥に埋もれてしまう田舎町」の俯瞰図を見開きで描いた。こういうのはペン入れも楽しいです。いろいろ遊べるしね。