「六人の家来」_

「六人の家来」扉

全49ページ。
ある国の王子が、この世で最も美しい姫の噂を聞いて、求婚するために旅立つ。
と、その道中で巨漢男・地獄耳・超のっぽ・眼力男・凍らせ男・千里眼の6人が順々に王子の家来となった。
姫の城に着くと、お妃(実は魔法を使う女)が三つの課題をやりとげれば、娘との結婚を許そうと言います。課題はそれこそ無理難題で(この展開「かぐや姫」と同じだな)、これまでにも失敗した多くの求婚者が、首をはねられ殺されているのです。
先ずは「紅海に落とした、私の指輪を取って来い」
千里眼〉がはるか遠くの海底の指輪を見つけ、〈超のっぽ〉が紅海までをひとまたぎ、〈巨漢男〉が海の水を飲み干すと、すぐに指輪は手に入る。
次の課題は「300頭の牡牛を1頭残らず食べ尽くし、300樽のワインを一滴残らず飲み干せ」
これは〈巨漢男〉が簡単にクリアする。
で、最後の課題が出され…(以下省略)。
長い話で、登場人物も様々だから、これも楽しんで描けた。どんなキャラクターをデザインして、どう描くかは私の裁量なんだから、マンガって有り難いですねぇ(笑)。
以前、あるラジオ番組でこの話のことを、パーソナリティーがストーリーの概略を説明しながら「なんていう題だっけかなぁ、どこで読んだんだろう…うーん、思い出せない」って、しきりに気にしてた。私はそれを聴きながら、ニヤリと「それ〈六人の家来〉グリムだよ」って、独り言。
昨日、昼に突然の来客。昔のアニメーション仲間が十年ぶりくらいかな、近くを通りかかったからって。
一昨日は、やはり元・虫プロの人の「これから会えません?」って電話があったし、
昨夜には旧友(これもアニメ関係)が「近場の日曜に飲まないか?」と。
おいおい、いったい何があった?。ん…まさか、選挙か?(笑)。