「酒井七馬伝」_

東京新聞朝刊「読書」欄に評者・長谷邦夫で、
「謎のマンガ家・酒井七馬伝中野晴行・著(筑摩書房
〈手塚を超える異能の共作者〉との見出しが。
手塚治虫伝説には欠かせない「新宝島」(戦後の大ヒット単行本で「赤本」と呼ばれた)の原作者・酒井七馬の謎を探ったとして、巷?で話題の本ですね。
残念ながら私は未読ですが、長谷さんの「まるでダ・ヴィンチ・コードを読むような興奮」という一文に、あらためて興味をそそられます。さすが、上手いなぁ先生!
著者の中野さんは自らを「狂信的な手塚ファン」と言っておられ、ネット上では「悪役ランプ」を名乗ってるお方です。(これ、手塚マンガの名脇役アセチレン・ランプ」のこと。後頭部にろうそく立てた黒縁メガネの奴ね)
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/3922/
私には、汗だくで調べごとにあたる、凄い形相のランプの姿が中野さんに重なって仕方がない(笑)。