重い…_

西洋美術館「ムンク展」

国立新美術館での「フェルメール展」はその画家作品の稀少性もあってか、凄い人気だそうですが(前回の時は私も観に行った)、こちら「ムンク」が日本人になぜ人気があるのか…私にはよく分からない。
テーマはどれもが不安、絶望、病気、死、愛と憎しみ、男と女…どの絵も重く、深く、暗い…
観てまわるうち、なんだか息苦しくなってくる自分に気付きます。残念ながら、今の私はこの作品群に立ち向かえる精神状態には無かったようだ。
しかし、途切れることの無い入場者。美術、芸術の秋とはいえ、チョット不思議な印象を抱いたのであります。
会場を出、常設展示の方にまわり、写実的なタッチの宗教画や、マネ、モネ、ルノアールなど、馴染みのある作品を観て、ようやくホッとする私でした。
お誘いくださった方を含め、三人で食事とお茶。私を介してのお二人は十年ぶりくらいの再会とかで、話が弾む。そこから先は、実に楽しい一日でありました(「両手に花」だったもんで・笑)。
内のお一人、今日は「セザンヌ展」と「フェルメール展」のハシゴだそうです。これまた凄い!
私は、気を引き締めて、仕上げのお仕事に。