夢の如く…_

「最後の審判」制作中のミケランジェロ

昨日の忘年会は小・中・高校が一緒という連中がずっと続けている、クラス会を兼ねたような忘年会。
それにゲスト参加みたいな形でした(全12名)。
私は中学は学区違いだし、高校でも別のクラス。それでも輪の中に入れてもらって、ありがたいことだ。
驚いたのはメンバーの中に、バチカンシスティーナ礼拝堂ミケランジェロ作「最後の審判」壁画修復記録を撮り続けたカメラマンがいたこと!
「ええ〜ッ?!おまえさんがあの映像を!」
日本テレビで放送された10年ほど前の番組(星野知子がレポーターの奴)の録画ビデオを、私ゃ何度見たことか!
DVDにダビングしてあるから、再見せねば。
私は「マンガ メディチ家物語」の文庫版をプレゼント用にと数冊持参していたので、向こうも「お、あの森田先生(監修)が!」と驚いていた。
隣に坐った男は、ルターが一時期隠遁していたヴァルトブルク城を見学してきた奴(資料を提供してもらった)だし、対面に坐るは文化勲章を受賞した超有名書道家Aさん(故人)の娘さんだし、いろんなつながりが出てくるものだなぁ。
そして、女性陣の一人は、私の紹介で虫プロに仕上(トレーサー)で入社したのでした。
卒業数年後の同窓会で「アニメ仕上の下請け会社で仕事してる」と言うから、引っ張っちゃったのだ。
「ひぐちくんのおかげで、今、厚生年金もらってるのよ」だって(笑)。
大盛り上がりの数時間(なんと7時間余!)、実に楽しい宴であった。
おかげで今日一日、うつらうつら…いまだに夢の中の如く。