心地よい疲れ_

節分の日曜日、快晴の中、第34回「みそひともんちゃく」の大祭。
早朝、大荷物(そば関連)を娘夫婦の車に積み込み、旦那さんの運転で出発。
到着すると、公民館の玄関脇ではすでに仕分け作業が始まっていた。
30キロの大豆が8袋、1升の出来立て麹の袋が155個、塩の大袋が80キロ分…
これを1単位ずつに仕分けるのだから大仕事。
私、とりあえずは調理室に行き、冷蔵庫にそば(前夜30人前を打った)とつけ汁を保管。
その後、仕分けに加わって、個人別の注文に合わせた交通整理を。
途中、遠路はるばる友人が助っ人として現れ、力仕事に大活躍してくれた。
で、無事終了。
昼からの開催に向けて、即、次の準備に移る。
出品みその受付会場セッティング、そばの茹で場所確保と段取りの確認…
休んでる暇はないが、これもエラい人のお役目だから(笑)。
メインイベントは、まぁ例年通りにつつがなくというか、開祖の挨拶、長老の乾杯の音頭のあとは、私すぐにその場を離れてしまうので…
なんのために参加してるのか、自分でも分からないのであります。
楽しく歓談なんて、はるか遠い日にあったのかしらん?
と、愚痴る暇も無く、せっせと茹でる、茹でる!
友人にはそばの助っ人も頼む。
洗い、盛り付け、配達と。いや〜、ありがとさん!!!
20人前ほどを茹でたあたりで「そろそろいいかな」と。
そりゃそうだ、皆さん一品持ち寄りで、食べるものがたっぷりだものね〜♪
残った生そばは優勝の副賞にでも添えましょう。
次はいよいよ審査の開始。
審査員(御味見番)は、開祖、公民館長、ゲスト3人(私の友人もここに)の計5名。
全員、どれが誰のみそなのかは分りません。

同じ材料で仕込んでも、かように色は様々、味も違ってくる。
豆の煮方であったり、保管の状況、世話のかけ方…etc
そのあたりを審査員が各自の舌の判断で採点、合計点数で順位が決まります。
で、結果氏名は集計時になって判明する。
今年は例年よりもかなり少ない17という出品数(史上最低)で「広き門」、これは受賞のチャンス。
逆に逃すと落ち込み必至。
私の結果は…4〜6位の「秀賞」!!!
ベストスリーにいま一つ届かず(1点差)、残念なり…
それでも、自分で書いた表彰状を持ち帰ることが出来たので、ホッとしたような♪
昨年度グランプリ受賞者の連覇!という快挙に大盛り上がりの表彰式が終わると、あとは解散。
各自、来年こそはの思いを胸に、新たな仕込み材料を両腕に抱え、帰途につくのでありました。
私も、帰りはさらなる大荷物となり、車への積み込み積み下ろしもずっしり腰に響く。
帰宅後、娘の旦那には感謝のしるしと、共に一献傾けたのは言うまでもない。
美酒であった。