久方ぶりに_

九里一平さんの写真を拝見。東京新聞「アニメ大国の肖像」(毎木曜夕刊)に今日から登場。タツノコプロダクション創立当時のエピソードを語っています。第一作「宇宙エース」と次の「マッハGOGOGO」のことにも触れている。いやぁ、懐かしい!。「宇宙エース」こそが私のアニメーターとしての初仕事、40年以上も前の、訳も分からず無我夢中って時代です。社長の吉田竜夫さんは新人アニメーターにとってはちょっと近寄りがたかったけど、三兄弟の末っ子の九里さんは気さくで、兄貴みたい。けっこう親しくしていただいた。ずっと後年には、仕事はなれて麻雀、ゴルフなんてお付き合いまで。そんな九里さんの内輪話をこんな機会に読ませてもらうなんて、実に思いがけないことだ。
この連載、先週までは「おおすみ正秋」さんだったし、その前は虫プロの須藤将三さん。人選がちょっと面白い。