「月刊広場」10月号_

「月刊広場」10月号

今日のご紹介は「月刊広場」10月号。
「劇眼漫歩」は季刊ですが、こっちは月刊だから、届く度に「え、もう1ヶ月が経ったのか!」って、驚いてしまう。日々が猛スピードで経過していきます。
表紙は西岡たかしさん。フォーク歌手(「五つの赤い風船」)の西岡たかしさんと同姓同名なんですよね。お二人とも名前をひらがなにされてるから、区別のつけようが無い…。でも、同業じゃないから(笑)。私にとってはタツノコ時代の先輩アニメーター。かつてはマンガも描かれていたし、講談社のディズニー絵本の仕事もされていますね。この「広場」には毎号のように多くのカットが掲載されている。いずれお目にかかれるといいなぁ。
根本圭介さんが林主幹に「広場」の友の会を開きましょう!とお願いしてるのだとか。私も大賛成です。実現したら私も末席参加させてくださいませ。
今号の記事は、その根本さんの新連載「異能の画家 小松崎茂と私」が興味深い。少年雑誌の口絵といえばこの人でしたね。戦艦ものより未来ものの方が好きだったかな。
主幹による「小林準治インタビュー アニメと映画と虫の話」も面白かった。小林氏の会話の時の表情、仕草まで想像がついちゃう。なんせ虫プロ時代、「リボンの騎士」で坂口尚三(演出)と彼(動画)と私(原画)は同一班。よーく知ってますんで。もっとも向こうは凄い記憶力の持ち主だから、私の方が立場は弱いか(笑)。
永田竹丸さんの「わたしの漫画 50年」は、今回、先号の休載の「お詫びと近況報告」が別紙で挿入されており、事情などが判明、先生をさらに身近に感じられることにもなりました。どうぞ、ご無理なさらずに。
私が追加会費と一緒に入れておいた、新刊のチラシの一部を誌上に紹介してくださった。なんだかこの部分だけ広告宣伝ページみたいな印象…?。お気遣いをスミマセン!