今日、WOWOWで「ブラザーズ・グリム」を放送(22日にもやっていた。来月もある)。公開からちょうど一年くらい経ちます。奇妙な映画だったなぁ…DVDも出てるけど買ってないし、この際、録画しておこうか。
それにしても、可哀想なのが私のグリム…。
私の前々作「まんがグリム童話」(講談社・全6巻)は現在、取り扱い停止状態です。いわゆる「絶版」という奴ですね。アマゾンでも「在庫切れ」となっていて、中古出品のみ扱ってます。著者サイン入り、なんてのが売りに出されてた(誰だ?!・笑)。まぁ、売れ行きが悪ければそうなるのは必然。在庫を抱えておくわけにもいきませんから、仕方のないことなのでしょう。講談社の同じセクションから同じ著者の本で、片方はロング&ベストセラー、片方は絶版、というのですから極端なものですね。「聖書」と「グリム」の素材の差?いやいや、ヨーロッパでは聖書の次に売れているのが「グリム」と言われているのですから…。全巻が完結したと思ったら、すぐに「ソフィアブックス」というシリーズ全体が撤退に、というのが痛かった。本屋さんの棚が確保できなくなっちゃいましたからね。執筆の動機の一つが「良質なソフトづくり」でもあったし、全1400ページにもなる素材が、このまま埋もれたままではもったいない。今後、文庫化などで再び陽の目を見ることを期待しましょうか。
通常、単行本を文庫にするには数年のスタンスが必要とか、でも、絶版扱いなら制約は無いんじゃないのかな?営業しちゃおうか(笑)。