37号_

「劇眼漫歩」37号

季刊の同人誌「劇眼漫歩」到着。
「ああ〜ッ、やられたぁ!」。何がって、この題字。私の表紙担当は次号の予定です。
「いっちょう、墨書で題字を書いたれ!」と思っていたら、先を越された!クッソー(笑)。
この、堂々たる「書」は※三重県の児玉知泉さんです。裏表紙にも達筆で「懐かしの漫劇倶楽部」とある。「(こんな方がおられたのか…)」ま、おかげで恥をかかずに済んだのだと解釈しよう。うーむ、ならば次号、どうすればいいのだ…(悩)。
今号の特集は「思い出の付録」。
懐かしの昭和三十年代の月刊漫画雑誌の「付録」について、会員の皆さんがそれぞれの思い入れを熱く語っています。
面白いなぁ!読むうちに次々と私の記憶も蘇ってくる。
各誌の新年号の「十?大付録」なんていう、分厚さ競争ぶりは凄かったなぁ。組み立て付録は何だろう?とか、連載漫画も本誌の続きが別冊付録に移行したりするから、のちに本誌だけで読むと中抜きになっちゃって、アレ?なんてね(笑)。
私の購読誌は「少年」(昭和三十一、二年頃から)だった。
鉄腕アトム』の「火星探検の巻」あたりじゃなかったのかなぁ?もう、おぼろげだ。でも、中央に流線型のロケットが仰角でドーンと大きく描かれているコマは鮮明に覚えています。あと、ブーメランみたいな火星人?。で、たしか隊長だけが火星に残るんでしたよね。おっと、付録から脱線!
そんな漫画雑誌を、子供たちは発売日を待ちかねて、即、小脇に抱えて家に帰る…いや、私は発売日に本屋さんが届けてくれるのを、家の前でウロウロ「今か今か」と待ってた口でした。
しかし、いまさらここで思い出ばなしを語っても手遅れでしたね。投稿しとけって話だ。
今号で、ちょっと気になったのは、いつにも増して「手書き原稿」が多く、そのまま印刷されていること。こういった処理は嫌いじゃないのですが、書き文字にはやはり各人の癖が出ますから、手が変わって続くのは正直、読み疲れる。出来れば(ある程度は)活字に打ち直して欲しいなぁ…と、ちょいとわがままな希望。
前号の私のマンガに対し、会員Oさんの「同人誌もクオリティに応えられる時代なのね」というコメントが…うーん、喜んでよいのか、なんとも複雑であります(苦笑かな、やはり)。
※今号の巻末に「会員名簿」が載ってます。個人情報は県(市)名と生年だけですが。やはり昭和二十年代生まれの方が大半だ。皆さん五十代ということ。当たり前か!。


所属「書道教室」の、来月下旬の「市民文化祭」用のポスターを作成。といっても、B3サイズの紙に必要事項を書くだけ。会場の共通テーマが「笑顔で築く、和みの輪」ということで、中央に大きく「○」(輪)を筆で書きました。あっという間に出来上がり。