「らん展」へ_

東京ドームで開催中の「世界らん展」へ行ってきた。
http://www.jgpweb.com/index.html
古い友人の岡田蘭園(群馬)の主との再会も兼ねて。
平日の昼というのに、会場は中高年のファンが詰め掛けて凄い熱気です。花の香りもあいまってクラクラする。
展示をくまなく見ようと思うと一日じゃ足りないかも…私も3時間近くは見てまわってたのかな。
途中で休憩取らないとくたびれますが、そんなとき、観客席がその助けになるところがドームの特典です。
いくつか写真を載せておきましょう。順に
○会場全景
○岡田蘭園の展示(ディスプレイ部門・トロフィー賞)
○「日本大賞」優秀賞(2位)
○「日本大賞」最優秀賞(グランプリ)
○お土産の「スペシオ キンギアナム」(岡田蘭園)
岡田蘭園の展示は「妙義山の春」と題した、郷愁を誘うもの。
民家も全て彼の手作りとのこと。まさに「まんが日本昔ばなし」の世界ですねぇ。
今年の大賞受賞の1、2位は同じ人の作品です。賞の独占は史上初だって!
で、ビックリしたのは2位の花の名前が カトレア トリアネ「オカダ」
そう、岡田蘭園のオカダです。聞けば彼がかつて中南米に旅して探し求めた原種を、十数年前に受賞者に株分けしたものなのだとか。
「凄いじゃない!鼻高々だね」と言うと、
「いや、育て上げた人が立派なんだよ」と、あくまでも謙虚。エライ!
らん栽培の著作だけでなく、業界誌の編集も手掛ける彼は最近「小説を書いた」という。今度読ませてもらう約束をして、帰途につく。
もちろん、途中の池袋の書店で「マンガ メディチ家物語」の平積みを確認して(笑)。