どこかに馬場のぼるのサイン入り絵本があった筈…と、書棚を捜す。
あった！ 絵巻えほん「１１ぴきのねこ・マラソン大会」（’８４／こぐま社／１９８０円）という大型本だ。
表紙を開くと、倅の名前とねこの絵と６１・８・２４と馬場のぼるの名前。
倅の所有物だったか！
６１は１９６１年ではなく、昭和６１年。倅は昭和５６年生まれだから５歳になるころだ。
略歴で確かめると、このときの馬場さんは…５８歳ですね（手塚治虫５７歳！）。
カミサンが馬場のぼるのファンだったから、息子を連れて展示会か即売サイン会にでも行った際に買い求めたのでしょう。
残念ながら私はこの件、関知してません。
この本、絵巻と銘打ってるだけに、拡げると３メートル以上のパノラマになってます（原画はもっとずっと大きい筈！）。
どの場面にもねこがいっぱい！ ましてやマラソン大会、走者だけでなく、沿道にもゴールにも、ねこ・ねこ・ねこ…という実に楽しい本なのだ。
右がスタート、
左がゴール。写真１枚じゃ入りきらない！
この原画が青森の回顧展に展示されていたというのですね！ それはそれは「圧巻」だったことでしょう！
あ、ひょっとして昭和６１年もこれの原画展だった？？？
「そうよ、デパートで」(←カミサンに確認)
今さらながら、ちょっぴり口惜しい…のでありました。
