ジョージ秋山の「聖書」_

「習作/女優の眼」④

近所の書店でチェックしてきました。歴史・宗教の棚の下に平積みになってた。
おっ、中の棚に私の「マンガ・メディチ家物語」を2冊発見(嬉)!
いや、それはともかく、まさしく「ジョージ聖書」でしたね。けっこう文章も多く、全編ストーリーマンガ仕立てというわけでもない。文に添えてマンガのコマが有る(著者お得意の大ゴマ多し)。解説も入って…要は聖書をジョージ秋山が描くとこうなる、というものです。私のように、ただ忠実にマンガ化する必要もないのですから、<作家>としては当然の帰結ですね。旧約がもう1巻、新約が3巻の全6巻で来年6月に完結予定とか。経緯はそれなりに気にすることにいたしましょう。「聖書マンガ」がどの程度受け入れられるものなのか、一つのバロメーターにもなるでしょうから。かつて「小説聖書」は大ベストセラーになったし、「聖書」が一般にも関心ある素材なのは確かです。私の「マンガ(まんが)聖書物語」でさえ既に30万部(累計)は出てるんですからね。そうそう、安彦良和虫プロの後輩)の「ガンダム」が平積みどころか山積みになってました。彼も「イエス」を描いてるんだった。