思い出ばなし②_

ブラッドベリ著作BANTAM BOOKS版

長谷邦夫先生からブラッドベリにからんでコメントをいただきましたので、お返事がてらこちらの日記に。「ブラッドベリが好き」って人はこの日記にお訪ねくださる方の中にも多数おられると思いますので。
ブラッドベリがやってくる」検索しました。10年前に出た彼のエッセイ集なんですね。タイトルは「何かが道をやってくる」のもじりですか(笑)原題もそうだったのかしら?。今はかつてほどの<追っかけ>はしていないので、この本は知りませんでした(機会があれば読んでみよう)。でも、数年前にTVで彼のインタビュー番組やってたのは録画してあって、先日DVDに焼き直したばかり。やはり、どこか気にはなってるんですね。
私のブラッドベリ熱の最初は高校一年生の時でハヤカワ・ポケット・ファンタジー・ブックの「刺青の男」でした。もちろん創刊間もないSFマガジンから掌編を幾つか読んでファンになったわけですが。すぐに夢中になって、次の翻訳本が出るのが待ち遠しくてたまらなかった。次は「太陽の黄金の林檎」かな(「メランコリイの妙薬」が先だったか)。
初めて海外旅行したハワイで本屋さんに行き、その棚に有ったBANTAM BOOKSをまとめて購入(ろくに読めもしないくせに!)。で、「火星年代記」(早川書房)と「火星人記録」(元々社)との翻訳の違いを比べたりもしましたね。小笠原豊樹さんは詩人(岩田宏)だけにこっちに軍配!なんて、知ったかぶりをやってました。そういえば長谷先生も詩を書かれるんでしたね。実は私も大昔に少しだけかじりました。先年亡くなられた竹内てるよ選の抒情詩だったり、山村祐選の短詩だったりですが。マンガに限らず、共通の話題はいくらでも有るようです。今日は私信のような、回顧ばなしでした。
画像はいまだ大事に持ってるBANTAM BOOKS。