以前、「貸本マンガＲＥＴＵＲＮＳ」(貸本マンガ史研究会編・著）という本のことに少し触れましたが、その「貸本マンガ史研究会」の掲示板が最近の私のお気に入りです。
http://blue.iruka.ne.jp/a10/iruka.cgi?kasihon
権藤晋さんと夏目房之介さんとの間に起きた、ちょっとした論争（？）が覗くきっかけでしたけど、今は、すがやみつるさんの書き込みも有って純粋に「貸本マンガ｣の思い出ばなしで盛り上がっています。私は読んでるだけですが、そこに参加されてる人たちと一緒になって、自分なりの思い出に浸っている次第。
そんなところについ先日「なつ漫クラブ」の高橋さんから思いもかけないプレゼントが！。
貸本劇画単行本「影｣５３、５５号に載った私の投稿カットのコピーです。「昔、投稿して載ったこともある｣という私の話から、探し出してくれたんですね。もう遥か昔もいいところ、４５年前、１４歳(中２？）の頃。自分でも何を描いたのか忘れています。一つは佐藤まさあきの「影男」の似顔絵でした。いやぁ、こんなのを投稿していたんですねぇ（そういえば佐藤まさあきは二年前に亡くなられたんだった…）。もう一枚は山本まさはる出題の課題絵。こっちの方は構図、アイデアなどにかすかな記憶は有ったのですが、肝心の先生の方を水島新司とばかり思い込んでいた。いいかげんなものですね(笑）。 あまりの懐かしさにしばらく呆然としてしまいました。
「なつ漫」さんとの出会いがなければ、こんな過去の自分との邂合は実現不可能だったことでしょう。ご尽力に頭が下がります。本当にありがとうございました。
それにしても「なつ漫」の皆さんの、懐かしのマンガ、劇画、同人誌に懸ける情熱は凄い！。私もそのパワーをおすそ分けいただいてるようで とても嬉しいのです。
