「鬼さん」→
これは、過日の「抒情文芸３０周年記念会」で、お目にかかった方から戴いた詩集です。
旧「灯」からの読者で、河野明子さんという方が上梓された（テレビ朝日アナウンサーに同姓同名の別人が）。人間の心に巣食う「負の心」を「鬼さん」に代入することで描いた…とか。
中の一篇に「天の邪鬼」という題の詩がありました。で、こんなイメージは如何？と、返礼に添えて「壱岐のあまんしゃぐめ」のキャラクターを見せたら、「似てる」って（何に？笑）。
その河野さんからつい先日、定期的に発行している同人詩誌「展」（６８号）が送られてきた。同人の全てが昔からの仲間だそうで、その中に懐かしい名前が有りました。
名木田恵子。知る人ぞ知る、「キャンディ・キャンディ」の原作者「水木杏子」さんだ。著名人だから、ここに書いちゃってもいいでしょう。マンガ家いがらしゆみこ女史を訴えた裁判（最高裁で、原作著作権者として確定、勝訴）でも話題になっていたし。この人もかつての「灯」読者（投稿者）です。読者の集まり「ともしび会」に参加された姿を覚えてる。当時の彼女は高校生になったばかりじゃなかったのかな、とっても可愛らしかったからねぇ！。後年、マンガ原作者としてのデビューを知って、びっくりでした。本名でもたくさんの少女小説・児童書など書かれていて、大活躍はご存知のとおり。ちゃんと原点の「詩」も続けてらっしゃるんですね。河野さん、私のことを＜集まり＞で名木田さんに伝えるそうです。さて、覚えているかしら…？
講談社から「印税支払いの変更について」という通知が。何やら支払いシステム（計算方法）の変更らしい。このところ重版の連絡も無いし…さしたる関係も…（笑）。
