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昨夜は「母の日」ということで、カミサンが娘からの食事ご招待、にお相伴。スペイン料理。喜んでたら「父の日も込みよ」って(笑)。
ところで、つい先日、今年度の「日本漫画家協会賞」の発表があった。
(そういえば「手塚治虫文化賞」も。そういう時期なのか)
◎大  賞
  大西巨人・のぞゑのぶひさ・岩田和博
      作 品 名 「神聖喜劇」 幻冬舎
      受賞理由 完成まで10年。野戦重砲隊に在籍した人が読んでも、全く戦争を知らない世代の若者が読んでも、同じように感動した。冒険的な企画と重量感あふれる表現は漫画界に衝撃を与える。
  砂川しげひさ
      作 品 名 「タマちゃんとチビ丸(星の環会 刊)」他 一連の作品
      受賞理由 新聞連載の時から、ネコが登場するとハハハと笑ったものである。今回もネコのマンガなのでコレコレと思った。
◎優秀賞 
  土山しげる
      作品名   「喰いしん坊!」日本文芸社 刊
      受賞理由  平凡な料理マンガと思いきや迫力ある食アクションがユニークで面白い。
◎特別賞 
  はまのゆか
     作 品 名  「2007 mamechan calendar」 自費出版
     受 賞 理 由  やわらかなタッチと心楽しい色使い、無理なく見る者を微笑ませてしまうユーモアのある画風に今後のひとこまマンガの進む道のひとつを提示しているように思う。
  さいたま市立漫画会館
     受賞理由 北沢楽天の流れをつぎ、その上に常に新しい血をそそぎ続ける活動に対して敬意を表します。
文部科学大臣賞 
  水島新司
      「全作品」  
       受賞理由  ヒーローの力で勝つのではなく、チーム全員の心が感動を呼ぶ描き方を定着させた努力と気力に対して。


あ、昨日の日記に書いた水島新司さんが受賞されてる。「全作品」ってことは貸本時代のモノも含めてですよね、だったら嬉しいな。「野球マンガ」に限定じゃおかしい…(ン、貸本時代に「チームもの」あったか?・笑)。
実は最近、或る人から、この「日本漫画家協会」に入ることを勧められている。
が、そもそも私に入会資格が有るのかどうか?正直、よく分からないのです。で、HPを覗いてみました。親睦団体…と思ったら「社団法人」だって。
理事などにビッグネームがズラリと並んでいますね。凄い凄い!会員も五百人程のようですが、入ってない人もたくさんいるのでしょう…名簿には私の知ってるあの人も、この人も名前が見当たらず。
私はアニメ畑出身で、雑誌に描いたこともないし、マンガの業界にはとんと疎いのです。依頼を受けて、いきなり単行本の執筆してるという、稀有な人間ですから(笑)。
ただ、私にも多少のジレンマはあって、認知願望というか、無名のマンガ描きでいるのも、若干、情けないかなぁなんてね。こういったところに入れば少しは覚えてもらえるかしら…。
しかし、入会申し込み手続きには推薦人が必要です。会員2名の、で内一人は理事の。コレは厳しい。だって私、この人たち殆んど知らないもの。
入会を勧めてくれる人は、「誰か会員の紹介者がいて、出版作品を提出すれば大丈夫。紹介者は紹介するよ」だって。ホントかなぁ…ちなみにこの人は以前に会員だった人で、現在は退会してます。「せっかくだから」って言うんだけど、何が「せっかく」なんだろ?(笑)。