習作_

杜甫と李白

久し振りに大書に挑戦。70×178㎝の画仙紙にそれぞれ杜甫李白の詩。
杜甫李白」というのは私、昔のアニメ番組「まんが偉人物語」でラインナップしたことがあるのです。そのときのタイトルは「李白杜甫/唐の二大詩人」演出&作画・上金史明(余談)。
杜甫の「用拙存吾道幽居近物情」
拙をもって吾が道を存す。世渡りベタこそが自己の生き方で、閑静な生活をしてモノの本質に迫る。うーん、いい言だねぇ!
李白の「大鵬一日同風起扶揺直上九萬里」
こっちはまた雄大なというか、スケールの大きい詩。大鵬がつむじ風に乗じて一気に九萬里を飛ぶのです。
ちょっと墨が足りなくなったので、水を足して淡墨にしてみました(邪道・笑)。でも、紙の質もあってさほど滲まない(速書だし)。
他にも、これより先に同じ大きさの紙に少字数書を七、八枚。
実はそのさらに前に、三枚ばかり横書きの(パーティー会場の壁に貼るような)「掲示のための書」を書いたのです。
その流れで取り組んだんだけど、休憩を挟むべきだったなぁ…いやぁ、バテバテ!こ、腰が…大書は体力を使います。けど、ついつい夢中になっちゃうんだよね〜〜〜。
明日はもう一種類の53×228㎝の紙で書いてみるかな(懲りない)。