誰も知らない?_

虫プロてんやわんや「誰も知らない手塚治虫」という本が届く。
これ、以前にこの日記でご紹介したものだ。
http://d.hatena.ne.jp/manga-do/20090506
先月末の発行で、既にネットを含め全国書店で販売となっています。
オールカラー(豊富なイラスト)全144ページでなんと933円+税(安い!)。
創樹社美術出版の発行。
著者は小林準治(手塚プロ)と柴山達雄の他、高橋良輔、磐紀一郎(石津嵐)、下崎闊、河井竜という、かつて手塚治虫と濃密な関わりがあった虫プロのスタッフが「今だから話せる、自分と先生だけの交流ばなし」を各々蔵出ししたもので、手塚治虫の面白エピソードが満載です。そこには「神様」とは程遠い?あまりにも人間的な手塚治虫の姿が(笑)。
マンガ編集者たちとの攻防ばなしはこれまでにも数多く語られていますが、アニメの現場スタッフとのやりとりは実に希少です。
虫プロの内部で繰り広げられていた、社長・手塚と若き社員たちとの熱き青春のバトル…てんやわんやの勝者はどっちだ?!
そんな、誰も知らない手塚治虫をお知りになりたい方は、是非とも!
今はどこも初版部数が抑え目となっていますし、派手な宣伝も打てませんので、この本のことを「誰も知らない」ままで終っては困ります。で、私も宣伝の一助を!
この本の「編集会議」と称する飲み会に、何度か呼んでいただいたし、せめて。
誰も知らない手塚治虫―虫プロてんやわんや