「初夢長者」_

どうでした?凄かったでしょう!こんな映像、他所ではちょっと見られないですよ。「昔ばなし」に題材を借りたものの、アニメーションの面白さに溢れてました。堀口さん本人も採算度外視して、制作を存分に楽しんだ筈です(一緒に作画した岩崎治彦さんはけっこうしんどかったのかも。大変だったのは仕上げさんかな、色トレスばっかりだからね)。
現在、二、三十年前から録り溜めておいた数百本(1000本には届かず・呆)のビデオテープをHDに移して、ぼちぼちとDVD化させてますけど、むしろ古いアニメーションにこそ、こういった動かすことの楽しさが詰まってますね。久しぶりに目にした[ディズニー・アカデミー賞受賞作品集]なんか、ダビングしながら思わず前のめりになって観賞してしまいます。(高速ダビングなんかもったいない・笑)なんだかんだ言われても、往年のセル仕上げによるフル・アニメーションは見ていて気持ちがいいです。昔はこんな番組もTVでやってたんですね。ちなみにラインナップは、
「花と木」
「三匹の子豚」
「ウサギとカメ」
「三匹の親なし子猫」
「田舎のねずみ」
「風車小屋のシンフォニー」
「牡牛のフェルディナンド」
「みにくいあひるの子」
「プカドン交響曲
「プルートの悩み」
の10本。
この他にも「ミッキーマウスとドナルドダック」っていう番組(正式タイトル名はあやふや)や、「ディズニー劇場(ランド?ワールド?)」なんかでやってたものもずいぶんと録画していた。ディズニーの短編物は200作品くらいは優に有りそう…劣化も思ったほどではない。アニメの仕事を離れた今だからこそ、こういったものも客観的に楽しめるようになったのかもしれないな。いやー、録り溜めておいて良かった(笑)!
今はモニター上に「メイク・マイン・ミュージック」が流れている。
(これは確かWOWOWからの録画。じゃ数年前のテープだ。もうゴチャゴチャ!)