遠出_

昨日は朝から「塩きり」。
麹に塩を混ぜ合わせて、これ以上の発酵を抑えておくためです。
麹屋さんは、例大祭の日に一番良い状態になるよう作ってくれているのですから、我々、それに応えなければいけません。
「麹菌さん、仕込みの作業の日までおとなしく待っててね」ということ。
部屋に麹の香りが立ち上る。
全部で12升も注文してたから、けっこうしんどい作業量なのだ。
でも、麹をもむと手がつるつる、すべすべになるんです(笑)。
CMでもやってますね、杜氏の手がきれいって!
夕刻、
親戚筋の最高齢(100歳)の方が亡くなり、カミサンと共にその通夜(前夜式)に行く。
場所は藤沢。小田急線は人身事故によるダイヤの乱れで、遅延。
余裕のつもりが、開始ぎりぎりに席に着いた。
故人は四十数年前に、湘南のとある教会(日基教団)の設立に尽力した人物。
牧師の説教に耳を傾け、賛美歌を歌い、生前の故人を偲ぶ…
セレモニーホールの式場ではあるが、この時間は、彼女が通った教会と同じく、まさに礼拝の場でもあった。
「召された」という言葉が実感として迫る。
帰宅は終電近くとなり、倒れこむように就寝。
またしても、朝、起きられず…10時過ぎにようやっと床から離れることができた。
例大祭」の疲れも重なってのことだから仕方がない。