さて、_

ネットを始めて、試みてみること。友人、知人の名前を検索。そして自分の名前をも検索。
世にいかに同姓同名の方が多いか、よほど個性的な名前でない限り、だいたいひっかかりますね。私の場合も自分以外に何人かヒットします。前述の彼もそうですし、他に「お医者さん」「学者」「勤め人」「学生」「農業」「釣り人」もいる。そうして検索してみた彼の情報は、その後もマンガ原作の仕事は続けておられます。白泉社から別のマンガ家さんと組んで「高度救命救急センター」という作品を出されていますし、シナリオ公募にその後も挑戦されているようです。役者さんをしたこともあるらしく、なんだかとても多芸多才な方みたい(ひょっとして絵だって描くのかもしれない)。
ただ、お互いにとって、これはどうなのかとも思うのですが、書店がらみの検索サイトで「著者名」で検索すると両者の著作が同一人物の著作として載ってしまっている事。まったく同じ名前だから、システム上での識別は出来ないのでしょうね。ランキングもされたりしてるので、正直困惑してしまいます。おそらく<原作>を書かれている彼にとっての迷惑が大きいのではないかしら…私の場合は「マンガの原作書いてる人は同名異人です」で済ませることも出来る。私の著作には<原作>の表示はありませんからね。でも、彼の方はきっと「あなた、実際はマンガも描くんですね」って言われてるんじゃないのかな。なんだか申し訳ない気もします。
マンガ家には他にも「ひぐちアサ」とか「樋口大輔」って人も活躍されてるし、ごく普通の苗字ではあると思うんですが、なにも下の方まで同じにならなくてもねぇ…。私の存在もおそらくご存知のことでしょうし、いつか直接の接点が出来るかもしれませんね。それこそ<合作>なんてことになったら、どんな表記をするんでしょう(笑)。そんな日が訪れるまで、名前を汚すことのないよう互いに「良いお仕事」をしていきたいものです。