「偉人物語」_

もう一つの作品は「紫式部」。
これは番組の最終回(46週目、全92名のラスト)で放送された。(同日の組み合わせはフクハラヒロカズさんの「近松門左衛門」だった)。美術は阿部幸次さんで、なんとなく「日本昔ばなし」の「かぐや姫」にも似た雰囲気で仕上げています。キャラクターデザインも思い切ったつもりだけど、私にはこれが限界。しもぶくれの式部には異論あり?(笑)。キャラ表に「未亡人は三ヶ所で束ねます」と注意書きがある。髪の束ね方のこと、通常は二ケ所です。こんなことも調べてたんですねぇ。
この話、女官も含め5人の女性が常に出てるんで、声の出演の松金よね子さんが一人で大変だった。男は安原義人さんと内田良平さんが、藤原道長とナレーターを受け持つだけですから楽です。ビデオを観てみたら、道長の台詞の中に「ノイローゼ」なんて入ってました(笑)。