13位_

審査風景

さて、今年の「みそひともんちゃく」例大祭。公民館に昨日の雪は残っているものの、快晴。さすが、開祖が「私は晴れ男ですから」と自慢するだけある。
皆さんそれぞれ「手前味噌」を持参して、一年ぶりの再会に笑顔、笑顔(胸には闘志)。
午前中、味噌材料の仕分けと荷造り。お手伝いの方々も馴れたもので手際がいい。私の材料は、友人が車で運んでくださることとなって大助かり。感謝!
午後から例大祭の開始です。司会は村山明。開祖・増岡弘の挨拶。近石真介の乾杯の音頭(といっても、お茶とジュース)でスタートとなりました。
皆さんご歓談。私は例年どうりに出品受付担当なので、すぐに別室へ移動となります。
今年も「あながま会」主宰の大塚先生が最優秀者には抹茶茶碗、その他の入賞者用に今回は湯呑み茶碗を12も提供くださった。つまり、10位まででなく、次点、次々点、次々々点までが、副賞としてその湯呑みをいただけることになる。先生、太っ腹!ありがとうございます。
出品は例年よりやや少ない全28点。ほぼ半分の方が賞の対象となるわけです。是が非でもここは外したくありません。
今年も、お味噌を提出されないゲストの方々に「ご味見番」をお願いしての厳正審査。
同じ材料で仕込んでいるのに、色、味、香り全て違うから面白い。煮方とか、保管場所とか、お世話具合で変わってくるのですね。でも、皆さん、ご自分のが一番美味しい!と。
祭のクライマックスは審査結果発表ですが、今年はその前に、例年参加されていた草薙幸二郎さんの姿がもう見られないということで、黙祷をしましょうと。同じく鬼籍に入られた村越伊知郎さん、峰惠研さんを偲んで全員「黙祷」。会の歴史もそろそろ三十年に近付くのですもの、哀しいこともありますね。
気持ちを切り替え、子供たちも楽しみに待っていた(ご家族参加も多い)審査結果の発表です。これは私のお役目。
発表は入賞の10位から開始で、次第に盛り上がる趣向。名前が読み上げられるたびに上がる嬌声、歓声と笑い声。中には「呼ばれるのが早すぎる」なんて不遜な輩も。近石さんは5位で安堵のため息。準グランプリに涙ぐむ若手女優さんには拍手が。
そしてグランプリ受賞は、好漢、喜多川拓郎だ。やったね、おめでとう!!!
残るは三つの湯呑み。11位、12位…(残念だけど貰って帰りたい。手ぶらは嫌よ)まだ名前の呼ばれない方々の声なき声。そしてラストの13位。…注目の中…それを手にしたのが、そう「私でした」。アララ、皆さん大ズッコケ!(笑)。なんともはや…でありますなぁ。でも嬉しい。
出品した全員、全部のお味噌でつくった「トン汁」を皆で美味しくいただいて散会。来年、またお会いしましょうね、半数の方は雪辱を期して!かな?。
夕方から場所を変えての二次会(お疲れさん会)。やっとお酒を口にする(この集いで飲むのはホント久し振り)。こちらも楽しかった。
※(12日追記)喜多川さんの「グランプリ受賞の記」がアップされました。
http://kitagawatakurou.net/omoituki/
優勝カップ、副賞、私が書いた賞状なども見られます。私の姿もチラリ…(笑)。