演るのか!?_

自治会サークルの月例会企画立案で、「寄席に行こう!」「生の落語が聴きたい」との声。
ご高齢者が多いので「それはいいねぇ!」と、即、全員賛成です。
しかし、都内の寄席までゾロゾロ出張るにはなにかとハードルが高い。
「ならば、若手噺家を呼ぼう!」「集会所で演ってもらうのはどうだ?」
が、若手といっても本職を呼ぶにはそれ相応のギャラが派生します。
折衝だって簡単じゃない。
そこで、私の出番だ(笑)。
「あながま会」に陶芸を出品されてる増岡弘さんは自身の劇団をお持ちです。
その劇団はお芝居の稽古の一環で、団員に落語口演を義務付け?ている。
落語は一人演劇とも言えますからね、実に増岡さんらしい着眼です(増岡さん、またの名を「益々家ちゃん助」と申します)。
ここの若手を数人呼んで稽古代わりに演ってもらうのはどう?
仲間の前で演るよりも勉強になるし、お弁当とお車代程度で何とかなるかも…
おっと、「劇団の若手の落語なんてなぁ…」と侮ってはいけません。
増岡さんの熱烈指導のせいか、方向転換してホントの落語家になっちゃった奴もいる位です!
語りだけならプロの前座クラス、二つ目だと…どうかなぁ…ってレベル?
というわけで、さっそくに打診しました。
増岡さん、快諾。
「寄席の雰囲気作りもするし、いつでも声かけて」
どうやら今秋か年末あたりまでには実現という運びです。
その場合、私が「開口一番」を演ることになるのでしょうね(稽古しなくちゃ・笑)。
で、折も折、我らが<かつ坊>こと勝川克志さんが描き下ろしの単行本「落語ものがたり事典」を上梓されました。
有難いじゃありませんか! それがこれ。

くもん出版から1600円+税。
有名どころの演目が実に楽しく視覚化されていて、これ、演じる際にも参考になりますぞ!
この本、書棚の落語関連本に並べるか、愛蔵漫画の棚にするか…悩みどころですねぇ(笑)。
とりあえず真ん中にデーンと(目立つ!)。

この際、劇団員にも紹介しましょうね。
さてさて、いよいよ「あながま会」だ。
準備は整ったが、敵は雨(台風1号)!!!