道具屋_

柚子きり

昨朝、増岡弘さんと彼の劇団員(3人)を迎えるためのそば打ち。
定番の新そばと共に、更科粉で柚子切りを打つ。
一両日やけに寒いし、冷たいそばはどうなのかと思ったけど、今の季節、柚子そばの香りは最高ですからね!
それに増岡さんは「大のそばっ食い」なので、喜んでくれるはず♪
打ち終わってから、一人、最後の稽古。
カミサンは逃げちゃって聞いてくれない(娘のとこへ手助けに・笑)。
正午ちょっと前、駅まで一行をお出迎え。遠いところをお疲れさまでした!
会場準備している集会所に寄って、高座用座布団と出囃子テープを渡す。
皆さん、椅子出しなどで忙しそう。
出演者たちには我が家でお昼を食べてもらい、開場まではしばしの休憩です。
そば、絶賛!!! 4人で8人分をペロリ。
1時、会場へと移動。
入り太鼓のお囃子が流れています。
だんだん緊張感が…
満席だって!!!(6〜70人くらい?)
楽屋(コピー室)で急いで着替え。
私は出演者でもあるので隠れてなきゃならない。
私が落語やるなんてこと一部しか知らないからね(ドッキリか?・笑)。
先ずは増岡さんの漫談。
アニメ「サザエさん」がらみの裏話など語りつつ、お得意の話芸でドカンドカンと場を盛り上げます。
そして、寄席のスタート。
まだ二十歳だという劇団の若手女性<野原家れんげ>が前座・開口一番として登場し、「まんじゅうこわい」を一席。
それが終われば、私<トントン亭からり>の番です。
同じく前座噺の「道具屋」の一席。かつて渋谷・東邦生命ホールで<アニメ家コンテ>として演った噺だ('88だって)。
覚悟を決めて高座に上がる。無我夢中(笑)。
まぁ、そこからはどう運んだのやら、枕を含めて20分くらいはしゃべってたのかしらね。
もう、覚えていないのだ(笑)。
言ってみれば知り合いばかりの客席だけど、プレッシャーは尋常でない!!!
それでも、何とか無事に口演を果たしたみたいで、ヤレヤレ。
どこかで「真っ白」になるのを覚悟してましたから。
その後の二人<小江戸家円>の「つる」、<春空亭一二三>の「金明竹」も受けまくって、いやぁ大笑いの大成功、安堵、安堵です。
実行委員の皆さんはもちろん、ご来場の方々も大喜び、大満足でありました。
私は演者側だから撮った画像がありません。
後日、誰かから入手できるかとは思うのですが…
ビデオも回してたしね。
しかし、この様子をいち早くレポート(写真付き)してくれた人がいます。
虫プロ時代の少し後輩、布花館さん(コサージュ作家)だ。
有難う!
http://meusagi.blog.so-net.ne.jp/2011-12-02
ご近所なんでお誘いしたところ、喜んで来てくれました。
まさか、かぶりつきに居るとは思わなかったけどね(笑)。
まぁ、何より最後までしゃべれたのが満足満足。
だって、ホント緊張するんだからさ〜、あんた、一度高座に上がってみ!!!
夜は書道教室、懸案事項が片付かない。
決着はまた後日となる。いやぁ困ったものだ。
帰宅して、ようやっと美酒(笑)。
※高座名の由来
寄席の名称が「とんからり寄席」というので、トントン亭からり。
「とんからり」はもちろん、戦後に流行った「トン、トン、トンカラリと隣組〜♪」ていう唄から採った、自治会のサークル名です(ロゴは私)。