試食打ち_

そば道場では前回まで続いた新人たちの検定試験が終わり、今回からは会員たちが輪番で担当する、新たな「試食打ち」が始まりました。
何の巡り合わせか、私がそれの一番手。
これまで試食は700gの二八ということで、私、店のも通常1キロ前後で打ってるしで、割と気楽に構えてた(笑)。
ところがところが、今年度からはなんと800gの九一で打てと!
「え〜、聞いてないよ〜!」
会長がちょいとばかりステージを上げたようです(笑)。
覚悟を決めて打つが、やはり「水回し」が難しい。
慣れた(いつもの)柔らかさになったところで「くくり」から「捏ね」に移ると、とたんに締まってくる。
「菊煉り」でなんとか面(つら)を出し、半ば強引に「丸出し」から「角出し」へ。
案の定、周辺がヒビ割れてきた。
やや厚めにはなったが「のし」を終わらせ、6枚重ねで「切り」を完了させる。
結果から考えれば、やはり45%では水が足りなかったということでしょう。
挽きぐるみ粉を九一で打つには、あと1、2%多めに水を入れるべきだったのかもしれません。
「茹で」も担当です。
最後まで責任を取らねば!
生舟から釜に入れるときが不安…ブツブツに切れて短くなってしまわないか…
お! ちゃんと長いままで麺が泳いでいます♪
どうやらつながってはくれたようで、ヤレヤレ。
これなら「試食」に耐えられそう。
ということで、皆さんに食べていただく。
二八と九一(一九とは言わないみたいですねぇ)の違いを痛感、いやぁ、勉強になりました〜!
もういっぺんチャレンジしたいところです、個人的には(若干の悔い?)。
そうそう、昨日は児玉喬夫さんの個展「東京 花だより 原画展」初日へ伺ったんだった。
日記の書き忘れ、そんな日もたまにゃあら〜な。